Quantcast
Channel: ブリオベッカ浦安
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1241

第21回千葉県サッカー選手権大会

$
0
0

Top2016-164

千葉県サッカー選手権大会は天皇杯千葉県代表を決める大事な大会だ。昨年は出場を逃した天皇杯、VONDS市原との試合は威信をかけて臨んだ。

あいにく会場は大粒の雨。キックオフ直後はVONDS市原の早い攻撃に防戦となる。開始10分が過ぎると雨も弱くなり、ブリオベッカ浦安の右サイドからの動きも良くなり始めた。

ただ警戒していた通り、VONDS市原はセンター中心に守りを固め、自陣でボールを奪ったらすかさず前線にフィード。これをしっかりと保持して(主に)右サイドから徹底してドリブルとショートパスでペナルティエリアに侵入。ここからシュートを繰り出す。

一方のブリオベッカ浦安はボールを奪ったら自陣でゆったりとリズムを変えて左右に回しながら崩してチャンスをうかがう。しかしVONDS市原は焦らずに「ボールを回させる」ようで、少し焦りを持ったブリオベッカ浦安が前にボールを蹴り込むとこれをヘディングでしっかりと取り返して先の戦術で攻め込む。

その結果、ブリオベッカ浦安のサイドは自陣での守りになりがちで、スペースを与えることとなり相手に中盤での支配権を渡してしまった。

これが前半39分にゴール前でのフリーキックを与えてしまう結果に。結局このフリーキックのこぼれ玉を決められ0−1で前半を折り返す。

リーグ戦のこれまでの戦いだと後半からスピードを上げる浦安。しかしVONDS市原のスピードは落ちず、前半と変わらない状況のまま試合が進む。

そして後半13分に失点で0−2。

ブリオベッカ浦安は坂谷、清水を相次いで投入するが流れを変えられない。

そして後半31分にゴール前(ペナルティー外)で笠松がレッドカードで退場となってしまう。このフリーキックを阻止して巻き返しを図る浦安。

後半35分には清水がPKを得る。これを竹中に託してゴールを狙うが、右隅に飛んだボールを相手GKが弾いて得点にならず。

残り10分は必死の攻めをするがVONDS市原は集中してボールをはじき返す。

結局0−2で敗戦となった。

Top2016-166

VONDS市原には県リーグ以来無敗だったが、ここで初めての負けを喫した。試合内容から見るとシュート数でもVONDS市原(21本)、浦安(10本)で上回っており、全体的には試合を支配していた感があった。VONDS市原の選手のモチベーションが浦安のそれを上回っていた。これまで浦安に勝利出来ておらず、何も失うものがないVONDS市原はしゃにむに戦いを挑んで来た。それに対して受けて立ってしまった浦安。そんな図式だったと思う。

天皇杯ではVONDS市原に千葉県代表としてジャイアントキリングを期待しています。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1241

Trending Articles